眠れない日がある方もいるでしょうか。
背景には様々な要因があるかと思われます。
明らかに体がツライ状況であれば、
医療機関に行かれることをおススメさせていただきます。
当サイトとしては、
「気持ちの上でリラックスする方法」をいくつかご提案したいと思います。
寝たいときに試してみる一つの手になれば・・と思っています。
執筆者は、相談実績のあるアドバイザーです。
女性の立場から、女性のお悩みに寄り添うことを得意としています。
相談の現場で、リピートして指名していただいたことや、
相談によって安心して涙を流す方も複数いらっしゃいました。
まず環境を整える
寝たいときは特に、「暑い」「寒い」と感じないような快適な環境にいることをおススメします。
寝たいとき、眠れないときはもちろんですが、
日頃から、リラックスするには適温が大切だと思います。
また、寝たいときの「音」の対策として、
私は、電話の受信音や、インターホンの音を消すことがあります。
環境を整えたうえで、次項では、リラックスする方法をお伝えします。
静かに目を閉じて目の裏側を見るような気持ちで
目を閉じた後の目の前を意識するのもおススメです。
光の残像が残るくらいで、視覚からの情報が遮断できますし、
意識をフラットにするにはちょうど良いと思います。
どこでもできますし、道具がいりません。
寝たいときに、横になって行ってみてください。
ぼんやりしてOKです。
もちろん、立ったままは危ないので、必ず安全な場所で行っていただく前提です。
美しい風景を思い出す
あなたが好きな風景は、どこの風景ですか?
できれば自然が多めの風景が良いかと思いますが、どこか思い出せますか?
都会のネオンがいっぱいの風景よりも自然な風景の方が、穏やかな連想に近くなるかと思います。
風景を思い出してみましょう。
ゆっくりゆっくり、思い出してみましょう。
樹木の緑、海や花のある風景は、多くの方が好きな風景かと思われます。
もしも風景が思い浮かばない場合は、ご近所でも良いでしょう。
近所の公園に樹木があるのではないでしょうか。
見慣れた常緑樹であれば、晴れた日の様子を思い浮かべてはいかがでしょう。
明るい中の緑色が良いですよね。
雑草と思われる植物であっても、
例えば、ツユクサは、青い小さな花を咲かせますから、色を楽しめます。
彼岸花も、近所のどこかに咲くと思います。
冬は草花が少なめではありますが、近くにスイセンが咲いているかもしれません。
青空が好きな方は多いでしょう。
同じ青でもどことなく違うようにも思います。
雲が少し浮かぶ方が良いなど、好みもあるでしょうか。
目を閉じて、あなたの好きな空を思い浮かべてください。
風景から、または草花や空から、
のんびりと連想をしてはいかがでしょうか。
私の場合、身近な樹木がある風景を思い出します。あなたは何を思い出しますか?
以上は、瞑想法に倣っています
前項までの方法は、瞑想法に倣(なら)っている方法です。
瞑想法という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、
瞑想法は、ヨーガ、仏教などにおける様々な技法です。
多くの瞑想法は、静かに座った姿勢で何かの対象に注意を集中する方法を採用します。
何かの姿勢(ポーズ)をとって意識を集中する方法もあります。
近年は、瞑想方法について、宗教的な意味合いから切り離して考えて、追求する形もあります。
瞑想法は、哲学・宗教学・心理学において関連がありますが、心理学では、上記のような説明がされています。
この「瞑想法」の「何かに意識を集中する」という方法、当サイトでもおススメしたい方法です。
前述の「目を閉じて、風景を思い出すこと」は、瞑想法に倣う形です。
瞑想法と言っても、必ずしも宗教上の行動というわけではありません。
本記事の方法は、宗教的な方法ではなく、
瞑想の方法のみを取り出して、リラックスして穏やかになる方法を実践する
・・というものです。
瞑想は、
元の意味合いとしては、苦悩から解き放たれ、
心のエネルギーを満たすための方法です。
推しのことはほどほどに
少しだけなら「推し」の力を借りるのも良いと思います。
ただ、あれこれ考え過ぎてしまうかもしれません。
良い方向にも悪い方向にも考えがちになるような場合、
少しだけ推しを思い出す程度にして、
風景などを思い浮かべた方が良いのかもしれません。
穏やかに過ごすために
気になることがあると、なかなか眠れないという方もいらっしゃいます。
相談の現場にいたときにも、実際、
相談するまでは、気になって気になって・・・
というお話を何度もうかがいました。
でも、皆さん、
話すと安心された様子
で帰られました。
「話ができて良かった」
「これで安心した」
というお言葉を多くいただきました。
初めは、知らない人に何かを話すことを迷うかと思います。
それは当たり前です。
心理学では「自己開示」という研究もなされています。
「自己開示」は、通常、少しずつ打ち解ける過程で行うものです。
気持ちの中で引っかかることは、
少しだけでも、どなたかにお話しできたら良いように思います。
リラックスして、エネルギーが増えますように。