同担拒否の真実とは?専門家の見解と現実~ファン同士の人間関係

「同担拒否」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

「同担」とは、簡単に言うと、同じ推し(応援しているアイドルやアーティスト)を応援しているファン同士という意味です。

例えば、Aさんがアイドルで、Aさんのファン(Aさんが推しである人)がBさんとCさんの場合、BさんとCさんは「同担」となります。

同担拒否とは、この「同担」に対してあまり良い感情を抱かない、あるいは交流を避けるという考え方です。

今回は、

この「同担拒否」という現象について、私の意見と、サブカルチャーの専門家の見解を交えながら、ファン同士の人間関係を考えたい

と思います。

専門家は筆者の私と縁のある方です。
専門家の名前を出すと、私の推しの方などにご迷惑をかける可能性があるので匿名のまま書かせていただきます。

目次

専門家の見解

サブカルチャーの専門家によると、基本的には

同担拒否は避けるもの

だと言います。拒否せず一緒に活動する方が良いとのことです。

推しを応援するファン同士は、お互いに支え合い、共に盛り上げていくべきだという立場です。
ファン同士が対立していては、推しの活躍にも悪影響が出る可能性も考えられます。

ファンの人数が多ければ多いほど、その熱意や応援が推しに伝わり、推しがさらに活躍できる環境が生まれます。
そのため、同担同士が良好な関係を築き、共に推しを応援することが最も理想的だと言えます。

専門家の意見としては、確かに正論だと思います。

個人的な意見

しかし、私自身は少し違う意見を持っています。

例えば、個々のスター(グループではないアーティスト)を応援する場合、同担がいても問題ないことが多いかもしれません。

ライブに行ったり、一緒に歌を聴いたりすることがよくありますし、共通の話題があるため、楽しさも倍増しますよね。

でも、

グループの一員を応援している場合で、推しがスターではない場合は、同担との付き合いに少し疲れることもある

と感じます。

同担に疲れる理由

例えば、推しが、BさんとCさんそれぞれに時間を割くシチュエーションを考えてみましょう。

推しが限られた時間の中で、ファン一人ひとりと交流することになると、Bさんは推しと長時間話すことができ、Cさんはその時間が短かったというケースが出てきます。

このような状況では、どうしても不公平感が生まれやすいのです。

Bさんは、推しと長く話すことができたため、非常に満足感が高く、次回もまたそのような時間を得たいと思うようになります。

一方、Cさんは、推しとの会話が短時間で終わったため、物足りなさや不安を感じ、次回の交流に対して不満が募ることがあります。

このように、ファン同士で「推しとの時間の長さ」に差が生まれてしまうと、どうしてもそれが嫉妬や不満の原因となる場合があります。

結果として、ファン同士の間に微妙なバランスの崩れや、心理的な負担が生まれることがあります。

公平感の欠如:ファン同士で「自分は長く話せたのに、他のファンは短い時間だった」と感じると、次第に気まずくなったり、距離を感じたりします。

気遣いの疲れ:誰かが長く話していると、他のファンも気を使って時間を配慮しようとしますが、その気遣いが疲れを生むこともあります。
例えば、「自分が長く話すと、他のファンに対して申し訳ない」と感じることもあるかもしれません。

以上のことから、同担拒否が生じることも仕方のないことだと考えます。

「同担拒否」という考え方が必ずしも悪いわけではなく、むしろそれは自然な感情と考えます。

無理なく楽しむために

仲良くできる同担もいれば、無理せずに距離を保つ方が良い場合もあります。

私の経験上、ファン同士で楽しく交流をするためには、お互いに無理をしない関係が大切だと思います。

無理をすると、いつの間にかファン同士が気まずくなるシーンもあります。

後から距離を置くことは難しい面もありますが、自然に少しずつお付き合いを変える方法もあります。

同じ推しを応援しているからこそ、心地よくお付き合いできる関係が築けると良いですね。

  • URLをコピーしました!
目次